畳表の良しあしって???
畳表っていろいろあるみたいだけど、どれがどう違うの?ですよね!
畳表の品質は
- 経糸(畳表お織り上げている糸)
- イ草の長さ
- イ草の本数
- イ草の充実度(しっかり具合)
で差があります。
1. 経糸
○ 綿糸
経糸ではベーシック糸です。
畳の目に対して1本の物と2本使われている物があります。
○ 麻糸
糸自体が太く・丈夫なので上級品になると使用されています。
畳の目に対して1本の物、麻糸と綿糸を組み合わせた麻・綿と呼ばれる物、麻糸2本を使用した麻・麻と呼ばれる物があります。
2. イ草の長さ
イ草は田んぼで育てられております。なので同じように育てても良く育った長い物から短い物までいろいろな育ち方をします。草や葉っぱって先が細くて根元が太くなりますよね!そして先や根元は色が変わってたりしますよね!イ草も同じなんです。
良く育った長いイ草は品質の劣る両端を使わず、色や太さ草の強さが良い所だけを使用できます。ですので長いイ草ほど上等な畳表に使用されます。
経年変化をした際にキレイに色変わりするかどうかもこの長さが大きく関わっております。
3. イ草の本数
イ草の本数は多いほど畳表の密度が上がり耐久性が増します。お洋服の生地と同じで地厚な物の方が長持ちしますよね!
1枚の畳表にはベーシックな物で約4000本、上等な畳表になると7000本以上のイ草が使用されています。
4. イ草の充実度
イ草ってストロー状の草なんです。その草の芯はスポンジ状になっていてそのスポンジのようなモノが湿気を吸ったり吐いたりしてくれているんです!イ草を育てるのが上手な農家さんのイ草にはこのスポンジがしっかり詰まって充実していて強度もあります。この充実度が品質に大きく左右されます。
この充実度を高めるために農家さんは手塩にかけて育てております!なので農家さんでも大きく差があります。野菜や果物でも美味しい物を作る農家さんっていますよね!!やはり良いイ草を育てる農家さんは手間ヒマを惜しまず、工夫に工夫を重ねて試行錯誤されております。
そんな農家さんを応援するためにも私たちは良い品質の畳表をご提供したいと考えております。
新素材畳表
近年とても人気になっている新素材畳表。
変色しずらく、お手入れもラクラク♪古くなってもささくれしないのでお洋服にカスがついてしまうこともありませんよ!
代表的な物ですと、
セキスイ美草
プラスチック素材でできた畳表。湿気を吸わないのでカビることがありません。
なので害虫も繁殖せず、日本アトピー協会推薦の畳表です。
カラーや織り方も豊富でヘリ無し畳にしたり、カラーチョイスでお部屋を楽しくコーディネイトしていただけます。
ダイケン和紙表
新素材畳でも天然の物をとお考えの方に。
日本の技術、和紙をこよりのようにして織り上げた畳表。
和紙に特殊コーティングをしてあるので湿気を吸ったり吐いたりするのに水滴は弾きます。
こちらもカラーが豊富でお好みに合わせて素敵なお部屋へ!!
これら以上の商品は畳店がそれぞれの考え方でこだわりながら仕入れを行い、ご提案をいたしております。
是非いろいろと、聞いて・見て・触ってお客様にジャストフィットした畳をお選びください!