こんにちは!
愛畳“い千葉ん”がモットーの鈴木畳店です。
みなさまはGW満喫されていますか?ワタシは
Gがんばる!Wワーク!と題して休日営業中~☆
お休みの日に畳を替えたい!というお客様も多いので
当店では土曜日・日曜日でも承らさせていただいております!
どうぞご相談ください!
畳工事をさせていただく際にはお見積りに伺いながら
畳表のご説明をさせていただいております。
実際に畳をご覧いただくと
「こんなに種類で違うのね~」とか「種類があるなんて知らなかった~」
というお声をよくいただきます。
ご参考になればと思いますので本日は
畳表を織り上げている経糸(たていと)についてご説明させていただきます。
↑の写真で畳から出ている糸を経糸といいます。
その種類は大まかに分けると
綿糸(めんいと)と麻糸(あさいと)があります。
それの組み合わせによりまして色々な織り上げ方になります。
まずは畳の目1つごとに綿糸1本・1本の2本で織り上げた物。
こちらが畳表では入門編の1番ベーシックな種類です。
その次にその綿糸を2本・2本で4本で織り上げた物。
糸が2本になることで強度が増します。
そのことで1枚に対するイ草の本数を先程の物よりも多く詰めることができるので
耐久性がまします。
(畳表は上等な物になるほど畳表1枚に対するイ草の本数が多くなります)
次からが麻糸を使ったタイプになります。
麻糸は綿糸に比べて太く強度もあるのでとても耐久性が増します。
畳表を織り上げる際にはイ草が経糸を上・下・上・下と通っていくので
太い麻糸を通る時にはその角度が大きくなりますので
イ草自体も綿糸で使うイ草よりも上質な物を使います。
なので経糸に麻糸を使っている物は畳表の中でも
上質な部類に入って来ます。
↑の写真は麻糸と綿糸を組み合わせたタイプ。
分かりずらいかもしれませんが茶色い糸が麻糸です。
ちなみに真ん中あたりに1本だけ紺の色が違う糸がありますが、
これは県証糸という熊本県で生産された証しなんです♪
輸入品にはない物なので国産で熊本の畳表でご注文された際には
ご確認くださいね!(産地偽装防止です!!)
そして畳表で最高峰の経糸組み合わせとして
麻糸を贅沢に2本・2本で4本で織り上げたタイプ。
このタイプは強度がとても高いので
生産農家さんもしっかり強い上質なイ草をつかって
細心の仕事で織り上げなければならないものなので
畳表自体とてもしっかりした物になります。
ただ、とても強度が強い分、あまり年月の経ってしまった
畳床(畳の土台)はその強さに耐え切れなかったりしますので
その際には畳床から新調されることをオススメいたします。
畳表って意外と奥が深いですね~、笑
まだまだお話しはありますので
ご検討の際には光畳会メンバーが
お客様の用途・お考え・既存の畳の状況をふまえて
適切にご提案させていただきます。
どうぞお気軽にご相談くださいませ!!